海老原イェニは幼少期を香港で過ごした後、2015年に帰国。韓国と日本のハーフで、英語の環境で育ったため、多様な文化や言語を経験。その経験を通して、社会環境や社会問題を独自の視点から観察し、自分を取り巻く社会に対して作品を媒体として考えを表現している。

時を止めて真空パックにでも詰め込んだような描写力。瑞々しいのに、まるで止まっているのが当たり前かのような彼女の作品。質感を追求し尽くしたその作品群は、いくら巨大な作品でも本当に人が描いたものとは信じがたい。

2003
日本生まれ　香港育ち

2015
日本に帰国

2021
東京学芸大学附属国際中等教育学校卒業

2021
東京藝術大学　油画専攻入学

2022
東京藝術大学　油画専攻在学中